ノンアルコールドリンクの市場が少しずつ広がりをみせ、大手ビールメーカーなども取り組みを強化する中、Leaflow(東京・南青山、長森ルイ・井原美紀共同代表)は、日本由来の香りにこだわりリラクゼーションやストレス解消の効果も期待できる微炭酸のノンアルカクテル〈Leaflow (リーフロー)〉240ml瓶の業務用での取り扱いを始めた。
〈Leaflow〉は、食品メーカーの明治の研究所で基本のレシピが作られ、その後、フードプロデューサーのマカロン由香さんが監修して完成させたノンアルカクテル。宮崎県産日向夏と瀬戸内のフレッシュレモンに、薫り高いヒノキとエルダーフラワーを加え、白い花が咲く森をイメージした華やかな香りが特徴となっている。
さらに、リラクゼーション効果やストレス解消、睡眠導入などに効果があるとして海外などで注目され、国内でも今後、急激に市場規模が広がると予想されているCBD(カンナビジオール)も原材料として使用している。
CBDはヘンプ(麻)に含まれる成分の1つで、ペンプは土壌中の金属(鉄、クロミウム、カドミウムなど)を根が吸い上げるので土壌回復に大きな役割を果たす一方、有害物質や農薬などで汚染された土壌で育ったヘンプには有害物質が蓄積されるため、どのような土壌で栽培されたかの表示がない原料は危険だと言われている。
〈Leaflow〉に配合しているCBDは、米・オレゴン州のオーガニック認証ファームで生産されたもので、化学肥料や農薬を使わず環境に配慮した栽培方法であることを証明する検査成績書(CoA)も同社サイト上で公表している。
同社は5月から同社オンラインショップで販売する中、7月から業務用での取り扱いも始めた。ノンアルコール・ノンカフェイン・ローカロリーのドリンクで、ノンアルカクテルとしてだけでなく、ジンやウォッカの割材としての利用もオススメだという。参考として同社オンラインショップでは20本セットを1万8050円で販売している。