サントリーは11月26日、米・ケンタッキーの伝統と日本のブレンド技術を融合して生み出したウイスキー〈LEGENT(リージェント)〉を発売する。同製品は2019年に米国で発売し日本でも23年に数量限定販売したもので、今回は通年販売となる。
〈LEGENT〉は、サントリーグローバルスピリッツ社が保有するジムビーム蒸溜所の７代目マスターディスティラーであるFred Noe（フレッド・ノウ）氏が原酒を製造・選定し、サントリー５代目チーフブレンダーの福與（ふくよ）伸二氏がブレンドしたアメリカンウイスキー。米国でも「日本の匠の技が生み出す複層的ながらも調和のとれた味わいを楽しめる」と好評を得ている。
中味は、バーボン原酒に加えてバーボン原酒をワイン樽とシェリー樽でそれぞれ後熟させた原酒をブレンド。芳醇な香りとフルーツのような甘み、ドライフルーツやスパイスのような香味が特徴となっている。ストレートやロックに加えて、ワイングラスで香りを楽しむスタイルやウイスキーカクテルなどもオススメだという。
〈LEGENT〉の商品名は、Legend（伝説）とAllegiance（誠実）からヒントを得た造語で、「Fred Noe氏と福與伸二氏という２人のレジェンドが、米国と日本それぞれのウイスキーづくりに誠実に向き合い、協働してつくりあげたブランドであることを表現している」という。750ml瓶でアルコール度数は47％。希望小売価格は税別7200円。
